非想天則における強化系カードは3種類ある。
まずはシステムカード
1枚使うごとに与ダメージ倍率が+10%、被ダメージ倍率が+7.5%する制御棒。

1枚使うごと被ダメージ倍率が-3%、-7%、-12%、-20%と減っていく身代わり人形

そしてスペルカードでは
1枚使うごとにそれぞれの倍率が
与ダメージ+5%、被ダメージ-5%
与ダメージ+10%、被ダメージ-15%
与ダメージ+20%、被ダメージ-25%
と大きく増えていく強化系スペルカード生薬「国士無双の薬」

これらのカードを同時使用した場合、同カード使用時は加算されるが、他能力強化カードの効果は乗算される。
そのため身代わり人形と制御棒を4枚同時使用した場合
-7.5×4+20=-10%と防御力が10%下がると思いがちだがそうはならない。
制御棒の使用枚数をX,身代わり人形の防御力上昇値をY,国士無双の薬の防御力上昇値をZとすると以下の様な計算式になる。
(1+0.075×X)×(1-Y)×(1-Z)
とりあえずこの式を利用して身代わり人形と制御棒を同時使用した場合の被ダメージ倍率を調べてみる。
初期状態を1とすると以下の様な数値になる。
人形1制御棒1
(1+0.075×1)×(1-0.03)=1.04275
人形1制御棒2
(1+0.075×2)×(1-0.03)=1.1155
人形1制御棒3
(1+0.075×3)×(1-0.03)=1.18825
人形1制御棒4
(1+0.075×4)×(1-0.03)=1.261
人形2制御棒1
(1+0.075×1)×(1-0.07)=0.99975
人形2制御棒2
(1+0.075×2)×(1-0.07)=1.0695
人形2制御棒3
(1+0.075×3)×(1-0.07)=1.13925
人形2制御棒4
(1+0.075×4)×(1-0.07)=1.209
人形3制御棒1
(1+0.075×1)×(1-0.12)=0.946
人形3制御棒2
(1+0.075×2)×(1-0.12)=1.012
人形3制御棒3
(1+0.075×3)×(1-0.12)=1.078
人形3制御棒4
(1+0.075×4)×(1-0.12)=1.144
人形4制御棒1
(1+0.075×1)×(1-0.2)=0.86
人形4制御棒2
(1+0.075×2)×(1-0.2)=0.92
人形4制御棒3
(1+0.075×3)×(1-0.2)=0.98
人形4制御棒4
(1+0.075×4)×(1-0.2)=1.04
数値が1を超えたら防御力が下がっている
実際の数値は結果の数字を100倍にして~%としてみるとわかりやすいかもしれない。
結果を見ると人形の使用枚数が制御棒より下回ってさえいれば防御力を維持しつつ攻撃力を上げれる事がわかる。
さらに国士無双を併用した時の数値は以下になる。
国士+身代わり人形
全積み時
被ダメ値(1-0.25)×(1-0.2)=0.6
与ダメ値1+0.2=1.2
国士+制御棒
全積み時
被ダメ値(1-0.25)×(1+0.075×4)=0.975
与ダメ値(1+0.2)×(1+0.1×4)=1.68
国士+制御棒+身代わり人形
全積み時
被ダメ値(1-0.25)×(1+0.075×4)×(1-0.2)=0.78
与ダメ値(1+0.2)×(1+0.1×4)=1.68
ステータス強化カードを併用する時は多分全部使うことを想定してデッキを組むと思うので最終的にどのようなステータスにして戦いたいのかを決める時にこの記事が参考になるといいなあ。